在宅ワークの現実
本職で得られる収入で十分であればよいのですが、多くの場合それでは足りません。
当然のことながら長時間外に出ることができないため、家での在宅ワークとなります。
一日中在宅ワークばかりやっているわけにはいかず、家事や家族の世話などが十分にできなくなり、さらに、在宅ワークの期限が迫ってくると睡眠時間まで在宅ワークに当てなければなりません。
期限がないような在宅ワークでは収入は僅かなため、短期間に大量の作業が必要な在宅ワークが多くなってしまうようです。
それでも在宅ワークがあるときはよいのかも知れません。在宅ワークが定期的に来ない場合は、その間を埋める別の在宅ワークを探さなくてはなりません。
締め切りに迫られて在宅ワークを行うこと、在宅ワークにより家事や家族の世話が十分にできなくなることなどは、宛名書き、製品の袋詰め、テープ起こし、PC入力やDMの封筒詰めといった特殊能力を要しない在宅ワークに限ったことではありません。ホームページ作り、翻訳、デザイン関係などの在宅ワークでも同じです。
どんな在宅ワークでも締め切りに追われて、自分にとって大切なものを犠牲にせざるを得ません。
在宅ワークを行う人の望みは、在宅ワークを楽にできて、高収入な在宅ワークを行いたいというものでしょう。
このようなとき、在宅ワーク商法の被害にあってしまいます。
何かの高額商品を買えば高収入な在宅ワークができますとか、高収入な在宅ワークを行うために必要な技能を身につけるために高額な講座や研修を受講してくださいとか誘われるのです。
しかし、これらの在宅ワーク商法での勧誘の目的は商品や講座・研修の販売にあります。
高収入な在宅ワークが紹介されることがなかったり、最初は少し紹介されても途絶えてしまったり、さらには講座・研修内容の難易度が非常に高くて在宅ワークに結びつかないという場合もあります。
さて、多くの在宅ワークは労働の切り売りと言えます。
在宅ワークを通してある種のノウハウを学び、次のステップアップにつなげると言うものではなく、在宅ワークをして僅かながら収入を得るだけでその繰り返しが続くことになります。
応募者が多いものですから、労賃が上がることはありません。
参加者が直ぐに辞めても、代わりはいくらでもいるのです。単価を高く設定する必要はないのです。